現実を体に刻む
こんにちは! 少し久々の投稿になりましたね。
昼間のうんざりするような暑さは収まり、少しすずしい空気が秋を感じさせます、快適です。
さて、この投稿の合間に、10日間の瞑想コースに行ってきまして、話せず、読書も物書きも、目を合わせることすら出来ない環境に浸ってきました。
1日最低3時間、最大で10時間座っている訳なので最初の5日間は抜け出したくて仕方が無かったです。ただ、言い換えれば1日10時間を10日自分の内面の為に使う機会というのはそうそうありません。
実際得るものもありました。得るものと言うより忘れていたものですが、
それは、、、
“現実” と言うやつでした。
↑Milford road、New Zealand
幼い頃から妄想癖の強い僕にとって現実とは、恐怖であり面倒で、目を背けたい存在で、頭の中の劇場で日々あーだこーだと自分の理想を夢見ていた訳なのですが、
10日間、毎日、毎時毎秒と妄想に浸ると自分が気持ちいいと感じる妄想に浸ることが出来ず、代わりに目を背けたい、嫌な、濁った事が頭に浮かぶばかりで、辛くて。
そんな日々を繰り返すと、当たり前なんですが、“現実”を生きる、という事しか僕は出来ないし、不満があるなら“現実”を変えるべく動かなきゃ変わらないー頭ん中のあれこれは行動しなきゃ事実ではない、ということが体で実感出来るようになったんですね。
足を踏み出し今を生きましょう。
今、出来る事をやろう。
織人